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⑥ 頑固一徹!!





カフェ(動物園)から再びアカスロンポロ湖の方へ戻る。

● ポイント①
ロッジへ戻ろうと湖面上のトレイル
(赤線コ-ス)を滑ってると、逆方向に滑ってきた
1人の白人お婆さんに止められ「ス-パ-マ-ケットはここからどう行けば良いの?」と聞かれた。
多分いつも僕がいつも行ってる「Kマ-ケット」の事だろう。

Kマ-ケットは
(黄色○)なので、進行方向的にお婆さんはどうも
トレイルを間違え、かつ逆走して来てる様だった。

「じゃあ案内しますので一緒に行きましょう。僕について来て下さい。」と案内する事にした。

高齢なのに一人だったので「お一人ですか?」と尋ねると、「そう。イギリスから一人で来たの」と。
そして僕が到着した1週間前ぐらいから既にユッラスに滞在中で、ちょうど明日に帰国されるとか。

オ-ロラ大好きで、いつもこのユッラスに来ている事を話すと、
「私もオ-ロラ大好き!ちょうど4~5日前に良いのが見れたよ(笑)」
などなど……と、一緒に滑りながら話してるうちにすぐに
ポイント②に到着。


● ポイント②
ここで、湖岸の方
(黄色○)を指差しながら、「あの辺がス-パ-マ-ケットのある所ですよ!!
でもここからは直通トレイルがないので少し回り道になりますが、もう少し先の
分岐点
(ポイント③)までいって、そこから(ピンク線コ-ス)に入って行きましょう!(笑)」と。

すると!!何と!!お婆さんから返ってきた返事は…
「回り道は面倒くさいから、ここからまっすぐ行くわ!」

「え~!?整備も何もされていない雪原の上を??大丈夫ですか??
スキ-に慣れてないと方だかなり大変だと思いますよ…(汗)」と助言する。

高齢でもスキ-が上手な方なら心配ないけど、お婆さんの滑り方…
を見てて、見るからに厳しそうだったのでかなり心配だった(^^;;

結局、僕の意見は聞かずに、「じゃあ有難う!」とだけアッサリ言い残して、
そのまま一人で湖岸へ向かい出す。
(地図上の点線コ-ス)


分かれた後も心配で、滑ってる途中に時々立ち止まり、お婆さんの方を振返る。

すると案の定…
新雪に足をとられて途中で何度も転んでは起き上がってを繰り返していたm(__)m
そしてその度に照れ臭そうな顔をして僕をチラ見してくるのであった。

「不便な思いして行くより、「急がば回れ!」で、少々回り道してもキチンと
整備されてるトレイルを滑って行った方が絶対早いし楽なのなあ…(^^;;」

と思いつつ、無事にお婆さんが湖岸近くまで行ったのを見届け、自分も戻る。

続く!!


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