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ポイントDに到着した時、一人の男性が逆方向に滑り降りてきたので、彼を止めて、今自分が居る現在地と、 地図に乗ってるコタについて尋ねた。すると、「君は多分通り過ぎてしまっている。もっと手前だと思う。 逆にこの先を進んでも、もっともっと急で大変な登りコ−スにぶち当たるだけで何もないよ。」と。 「よし!!俺に付いて来な!!」と言ってくれたので、とりあえずポイントEのダウンヒルスキ−場の ゲレンデまで一緒に滑り戻る。そして「ここで待っててくれ!!リフト乗り場の係員さん達の所 に行って君が言ってるコタの場所を聞いてきてやるよ!!」と言って行ってしまう。 5分ほどして彼が戻ってきて、「どうやらこのコタはスキ−トレイル沿いじゃなく、 トレイルから外れた林の中にあるようだ。よし!!一緒に行こう!!」と。彼と一緒さらにポイントF まで少し滑り降り、そこからトレイルの外側の雪原を林の中に向かって彼について滑り始めた。 |
「コンパスは持ってるかい??」と尋ねられる。「1個も持っていません(汗)」と言うと… 「おやおや…アウトドアには必須だぞ!私なんか2個も持ってるよ。」と言って彼のを見せてくれる。 どうやら山(スキ−トレイル)を舐めすぎてたようだ…(汗)次回からは一つ持ってこよ。 そして「何か飲み物持ってるかい??」と尋ねてきたので、ペットボトルのコ−ラを出した。 すると!!「ちょっと待って!!もっと良い物がる!!(笑)」と笑顔で魔法瓶を出して、 カップに暖かい飲み物を入れて「ほら!飲んでごらん!」と出してくれた。 オォォォ!!!ベリ−ウォ−タ−!!旨い!!!有難い!!! 大喜びする僕を見て大笑いしながら 「ハハハ!!私達(フィンランド人)の間では基本的なアイテムの一つだよ!!君も次からそうすると良い(笑)」と。 |
男性は首都ヘルシンキ在住で奥さんと子供さん3人を連れてユッラスに1週間のスキ−旅行に来てるとの事。 他の家族について尋ねると、彼らは午前中だけ家族皆で一緒に滑って、午後からは自由行動でバラバラらしい。 奥さんや子供さん達とも会ってみたかった(笑) そして僕が「日本から来た!」と話すと 「おぉ!そうなのかい!!私はアフリカで仕事をしてる時に知り合った日本人の友達が何人か居るよ(笑)」と。 仕事とはいえ、南国のアフリカで日本人とフィンランド人の出会い…何か凄く面白い組み合わせ&出会いだ(笑) そして、「だいぶ前の話だけど、25年ほど前かな??日本に旅行に行って、何だったか名前は忘れたけど、 東京から船で南に10時間ぐらい乗って、ある島に行った事がある!!そして島をぐるりと一周ツ−リング旅行をしたんだ。 すばらしい眺めだった!!」と笑顔で話す。東京から船で南に10時間と言うと、おそらく彼が行ったのは八丈島だろう。 |
職業を尋ねられたので「放射線技師です。」と答えると。何とビックリ!!彼の奥さんは内科医との事!カッコウ良い! 「いやぁ…奥様にはとても頭が上がりません…御見逸れしました〜〜!!(汗)」と言うと、彼は大笑いをする。 そして僕の地図上のあるポイントを指し「ここはユッラスのビシタ−センタ−で私の友達がここで働いている。 もしまだ行った事がないなら一回は行ってみると良い!!博物館みたいに色々な写真が沢山あって、 ラップランドの文化や歴史にいっぱい触れることができる。そしてレストランやカフェもあるよ!(笑)」と。 オォ!!面白そう!!このユッラスには何回も来てるが、意外にビジタ−センタ−は一回も行った事なかった。 もしユッラスにきて、お天気が悪くてスキ−ができない日とかの暇つぶし観光には持って来いかも??(笑) |
……などなど、それ以外にも色々話してると、アッ!という間に夕方がやってくる。 「よし!じゃそろそろ行こうか!!」という事でコタを後にし、クロスカントリ−スキ−トレイルポイントFへ戻る。 続く!! |