南極日記23

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２３：南極の火山島「デセプション島」

ノイマイヤ－海峡＆ド・ジェルラシ海峡をどんどん北上し、サウスシェトランド諸島の「デセプション島」へ到着！

デセプション島はリング状のような形になってて、島の中の小さな入江（ホエ－ラ－ズ・ベイ）への細い水路が１本あります。
入江を囲む山々がカルデラの壁になっていて、通常は殆んど雪がないらしいですが、今年は例外だそうです。。

入江に客船を停泊し、ゴムボ－トで上陸。浜辺から島の外壁まで100mほど緩やかな勾配が広がっています。

この島はヒゲペンギンの営巣地でもあり、ジェンツ－ペンギンやアデリ－ペンギンは一羽もいませんでした。
上陸するとヒゲペンギンだけでなく、熟睡中のウェデルアザラシのお出迎え！

斜面をズッと登り、ちょうど島の岩壁が削れてボッコリと空いてる「ネプチュ－ンの窓」までハイキング！

「ネプチュ－ンの窓」からの眺めはすっかり外洋！！お天気の日は先に南極大陸がうっすら見えるようです

丘の上から見た島内の様子は下のような感じです。

火山岩やその周辺には所々、南極唯一と言われている植物が生えてます。

浜辺へ降りてみると熟睡中だったウェデルアザラシが起きてゴソゴソと動き出しました。

湾内の浜辺沿いを探索！陸地には沢山の古い小屋や建物…昔使われた物が！

デセプション島の陸地は昔ノルウェ－の旧捕鯨基地やイギリスの南極観測隊基地…に使用されており、
1967年に撤退以来、ズッと手付かずのまま、全て約44年前の時に使われてた施設や道具の後です。

続く！